2020.10.05(月)
真正リベラル・小林よしのり
トランプ大統領は自身の新コロ感染について、なかなか粋なことをつぶやいている。
「非常に興味深い旅だ」と。
最近は新コロ感染で重症化するのは、ネアンデルタール人の遺伝子を持つ人だから、欧米人が多くて、日本人はこの遺伝子を持たないから重症化しないという説まで出始めた。
真偽は分からない。
とにかく欧米人は重症化のリスクが高いので、トランプは重症化するリスクがあると思っていたが、動画でいまからみんなを驚かせると発言をして、病院から抜け出して、車で支持者の前に現れて手を振っていた。
大した奴だな。
これはブラジルのボルソナロと同じ物語を作る可能性が高い。
大統領候補のテレビ討論会をやるよりも、はるかに強力なアピールになる。
しかし、今朝のコロナ脳番組「モーニングショー」を見ていたら、相変わらずの馬鹿番組で、未だに珍コロを脅威の殺人ウィルスだと思い込んだままだ。
失業者が毎月1万人のペースで増えて、女性の自殺者がどんどん増えているのに、モーニングショーのスタッフはなんの痛痒も感じないのだから、呆れ果てる。
自分をリベラルと思っている連中は、モーニングショーを攻撃すればいいのに、「生命至上主義者」で「反戦平和主義者」であれば、女性の自殺者を増やしたって正義と思っている。
日本学術会議の件にしても、玉川徹の菅首相批判は、「戦争が出来る国にしたいから」という左翼お決まりのフレーズだ。
この「戦争が出来る国にしたいから」というフレーズを使う奴はリベラルでも何でもない。
単なる「護憲左翼」に過ぎない。
「リベラル」を自称する奴らは単なる「左翼」であって、「自由」を愛する気持ちにおいて、わしには絶対に敵わない!
わしは真正の保守だが、真正のリベラルでもある。
これからわしは「真正リベラル」と名乗ろうかな。