橋下徹の慰安婦認識を補足する
橋下徹がフジテレビの番組で、自民党の歴史認識は二枚舌と言った。
「国際社会には村山談話、河野談話を継承すると言い、
国内向けには自虐史観は駄目、(従軍慰安婦の)強制連行は
なかったと言っている。二枚舌だ」
この批判は正しい!
大いに自民党批判をやるべきだ!
特に国民に対して、嘘をついているのだから!
「自民党の中には河野談話の見直しを声高に叫ぶ人がいっぱいいたのに、
今、問題になるとだんまりを決め込んでいる」
という批判も、まったくその通り!
アメリカ様が恐いという理由、そして選挙で不利になりたくないという理由で、
安倍政権は、今や河野談話の通りの「女性の尊厳を傷つけた」という主張を
繰り返している。
「権力を維持するためには、祖父の世代にレイプ魔の冤罪を押し付けておけ!」
というニセモノ政治家の群れ、それが自民党である!
橋下は「国家の意思として強制連行があったのか明確にすべきだ」とも言っている。
これは少しオカシイ。この辺になると橋下も、よくわかってないんだな。
安倍政権よりも先に、1997年の橋本内閣のときに、「慰安婦強制連行の資料なし」
ということは、閣議決定されている。
「人さらいとしての強制連行はない」ということは、一次史料、二次史料に当たる
歴史研究としては、証明されているのだ!
だからこそ、国内の左翼勢力は「強制性があった」という議論にすり替えていた。
ところが国際社会では、「強制性か?強制連行か?」などというナイーブな議論は、
もう通用しない。
慰安婦問題はもう「議論のステージ」にはない!
「国際政治のステージ」に移ってしまい、韓国のロビー活動と、
キリスト教の建て前だけの 偽善主義の結託によって、
「日本は『性奴隷』を持った国」という偽史がねつ造されてしまった!
週刊ポストで話した通り、解決策は2点しかない。
1.安倍政権が、慰安婦は「性奴隷ではない」「あの時代には必要だった」と主張し、
アメリカを相手に大議論をして、正面突破を図る。
2.韓国をマネして、至急、アメリカや国連で、大々的なロビー活動を展開する。
「性奴隷」が国際常識として定着する前に、これは 大急ぎでやらねばならない。