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2019.11.24(日)

真剣派とお楽しみ派

 

「ゴー宣道場」の門下生が「真剣派」と「お楽しみ派」に分かれているような気がする。
メーリスの三味線弾きの投稿で、最近の若者は「楽しいから」という動機では惹きつけられないというのがあった。
酒飲んで和気あいあいと騒ぐ忘年会のようなものも敬遠するというのだ。
彼らは被災地などの「真剣に使命感が芽生える場」に惹きつけられて、ボランティアで集まるらしい。

かつて「ゴー宣道場」でアイヌ問題を議論するときに、民族衣装のコスプレをやるかどうかで、決定的な対立が起こった事件を思い出す。
コスプレやって「楽しく」やろうぜという派閥があったが、わしはアイヌ「文化」を茶化す必要はない、議論は真剣にやるという考えだった。
当時は堀辺師範がいたから、わしと共に「真剣派」が押し切った。

「ゴー宣道場」という名前は「道場」が付いているから、恐いという面もあるが、「道場」があるから真剣さの伝統が守れて良いとわしは思う。
人を集めるために酒を持ち込んだり、コスプレをやったりしてたら、「ゴー宣道場」の魂・核が崩壊して、社会への訴求力を失う。
酒は「私と集」の場である場外乱闘で飲めばよい。
「ゴー宣道場」は「個と公」の場である。

中四国の設営隊も、東海の設営隊も、今までとは違ってきている。
実務能力が高くて、「真剣」だからこそ面白いと構える者たちのようだ。
関東や関西は人口密集が高いから人集めに苦労しないで「ゴー宣道場」を開催できる。
だが、東海は難しいとわしは思っていたし、中四国に至っては、恐るべき困難さだろう。

もっと困難なのは東北であるのに、東北で開催しようとしている者たちが4~5人いるようだ。
しかもタイムスケジュールを決めて、まず「直訴」を目指して活動している。

この新しい風が今までの「ゴー宣道場」にどう影響していくのか?
実は「関東ゴー宣道場」の新しい設営隊長は「真剣派」のようだ。
今度、じっくり話してみなければならない。