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2019.11.02(土)

中四国設営隊の個の連帯がもの凄い

 

来年3月8日開催の「中四国ゴー宣道場」に向けて、隊長しろくまさんや門下生たちが、「今から」準備を進めている。
来年のことなのに、「今から」やっているその努力は、「成功させたい」と願う本気の覚悟が十分わかって、ほとんど感動的ですらある。

メーリスの三味線弾きの投稿を読んで、添付された写真を見て驚いた。
書店の店長さんに頼み、わしの著作に「ゴー宣道場」のチラシを挟み込んで、ビニール包装してもらっている。
余ったチラシはレジ横に置かせてもらっている。

さらに驚くのは、「ゴー宣道場」の栞を勝手に作って、それもレジ横に置かせてもらっている。
出版社の営業を上回る努力なのだ。
これは書店の店長さんに信頼してもらわなければやれない行為だろう。

さらに言うなら、中四国のTシャツにしろ、栞にしろ、アルファベット文字でデザインされていて、元の畳の上の「ゴー宣道場」の面影は微塵もない。
普通、そこまでやっていいのかと思うだろう。
わしの許可を取ろうとするだろう。
だが、彼女彼らは上の指示を仰がない。
指示待ち族なんかとっくに卒業していて、「個」の力で邁進するだけだ。

わしはこういうのが好きなのだ。
こういう者たちばかりになると、「個の連帯」が可能になる。
『脱正義論』から十数年、ついに「ならば現場を取り、プロとなった我々の個の連帯を見せてやる」と、中四国メンバーは活動している。
凄い奴らだ。
市井の人々を侮ってはいけない。中にはこういう本物の市民がいる。
それを学べるからわしにとって「ゴー宣道場」は楽しいのだ。