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2013.06.11(火)

AKB48総選挙スピーチの印象

 

総選挙で、わしが心に残ったスピーチについて、少し触れておく。

 

大島優子のスピーチは大したものだなと思った。

真剣な戦いを繰り広げてきた当人が、バラエティに負けるという状況で、
最も適切な言葉を使い、パロディ化した空気と、指原個人の両方を肯定するには、
あの語り口しかないだろう。

優子はもう公的なスピーチしか出来ない存在になっている。

咄嗟にあのバランス感覚で、笑顔で話すのは、度外れた頭の良さがあるからで、
誰にでも出来ることではない。

 

渡辺麻友は失望にぐっと耐えて、凛々しかった。

女王の資格を有する者が、この結果に取り乱すわけにはいかない。

次の総選挙では最後に名前を呼ばれたい」 と、
それでも闘志を表明する姿には感動した。

美しい子だ。

あの押さえた態度の中に、どれほどの悔しさがあり、またあと一年、
忍耐を決意する 強い覚悟があったか!

その心情を察すると泣けてくる。

 

宮澤佐江ちゃんは大丈夫だろうか?

一度、不退転の決意をしたのに、また日本で活動したらカッコ悪いと
思ってるのだろうが、まるで特攻隊の青年そのままだ。

純粋まっすぐになり過ぎている。

誰か目を覚ましてやるべきじゃないのか?

 

ぱるるは変!

甘やかされ過ぎてるから、ああなるのだ。

 

山本彩のむきだしの 闘志を言葉にするスピーチは良かった。

あの大舞台で、優等生のタガを外せるようになったのは成長だ。

 

逆に渡辺美優紀は、やっぱり公的な場に 出ると猫かぶる。

勝負どころのパフォーマンスは重要なんだ。

なぜ、わるきーを出さない?

ラジオでやってるように、本音をぶちまけろ!

 

峯岸みなみの「大好きなAKBに傷をつけてしまった」という言葉には、
誠実さが見えて、好感を持った。

 

兒玉遥ちゃんの、「ちゅぶちにいくっ!」は今年の総選挙で一番の名言!

 

宮脇咲良、多田愛佳、小笠原茉由が入って、安堵した。

 

好きな子がいっぱい圏外になっている。

りぽぽ島田晴香は特に残念。

64人の枠がこんなに少なく感じるとは!