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2019.10.09(水)

表現の不自由には個で戦え!

 

昭和天皇の写真を燃やすのはよっぽど昭和天皇が憎いのだろうし、天皇制反対の奴なんだろう。
ヘイトと言えるかもしれないが、昭和天皇を個人として捉えず、悪しき制度の象徴と捉える左翼ならば、燃やすのもアリと考えるかもしれない。
とんでもない馬鹿だが、それを妄信していれば、そんな表現も出てくる。

慰安婦少女像は複製品が大量に世界に出回って、反日プロパガンダに使用されてるのだから、神妙に見て感心するような作品ではないのに、それを神妙に見るべき芸術作品に仕立て上げたい左翼バカがいるのだろう。
慰安婦の実態を何も知らぬ馬鹿が、水木しげるが描いた漫画に影響されて、慰安婦は地獄だったはずだと解釈するくらいだから、人間というものを知らぬ中二病の左翼につける薬はない。

産経新聞から見れば「反日ヘイト」だが、朝日新聞から見れば「芸術」になるのは、イデオロギーが真反対だから、どうしようもない。
イデオロギーの衝突になっていて、純粋に表現の価値を問う批評など、どっちの陣営にもない。

あいち甘えんターレの展示物は、わしの目から見ればクソ表現だが、しかし、そのような表現を日本から消滅させるべきだとは、わしは思わないのである。

わしの態度としては、歯を食いしばって無視するか、猛然と批判するかの、どっちかである。
わしは「表現の自由」は最大限に幅広く認めるべきという立場を選ぶ。
それが民主主義の要諦であり、人間の創造力の動機になると考えている。
中国や北朝鮮のように、ある種の表現を根絶する立場には、わしは立たない。

公金を使って自分の作品を展示すべきだという考えは、さすが、あいち甘えんターレの主旨に合っており、甘えと傲慢の左翼どもが考えそうなことである。
どいつもこいつも「個」が弱い。
表現は、抗議が来ようと、公金をストップされようと、表現媒体に排除されようと、カルト団体から暗殺されそうになろうと、国家が弾圧してこようと、自分で守るしかない。