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2019.10.03(木)

歴史のタテ軸を繋げる作業に成功している

 

福岡で「じっくりよしりん会」に出たが、熊本大に通う門下生Kは平成8年生まれで、『戦争論』は2歳のとき、9.11同時多発テロは5歳のときだという。
いつ『ゴー宣』の読者となったのか聞き忘れたが、『戦争論』前後の日本の言論の「空気」の変化も、9.11以降のわしの親米ポチの醜態も、『ゴー宣』を読んで知ったのだ。
そして今、「ゴー宣道場」の門下生になっている。

もっと驚くのは、まだ17歳の高校生・みんとちゃんで、『ゴー宣』の熱烈な愛読者なのだが、『戦争論』発売の頃には、まだ生まれてなかった!
わしの孫の世代が読者となってくれて、わしの思想を継承してくれている。

わしは昭和28年生まれなので、GHQの占領期には生まれてなかったし、もちろん大東亜戦争も知らない。
そのわしが『戦争論』を描いたとき、戦時中を体験した祖父・祖母の世代からものすごい量の手紙が来て、感激してくれていた。

その祖父祖母の世代の思いを、わしは彼らの玄孫の世代にまで伝えたことになる。
これは実に嬉しい、誇らしいことだ。