ケネス・ルオフ氏との対談本、凄すぎる
ケネス・ルオフ氏との対談ゲラを読んでいるが、全くたまげてしまう面白さだな。
冒頭から日本人も驚愕する議論をやっている。
のっけからタブーに触れていく議論だから、この本は日本人との対談では絶対に不可能な内容になっている。
わしは本当に驚くが、日本人同士の議論だと出てこない思想が外国人となら出てくるというのは、やはり議論というものは意義深いものだなと今回、気づいた。
もちろん、そんな意義深い議論をするためには、外国人の方も日本語が喋れるとか、ちゃんと日本の研究をしているとか、そういう高度な能力が必要になるわけだが、ケネス・ルオフ氏がいわば、こっちの土俵にすっかり乗ってくれているという恐るべき誠実さと勇気があるから成立しているのであって、他の外国人じゃこうはいかない。
ケネス・ルオフ氏には本当に感謝する。
日本人との議論より意義深く、学ぶことの多い議論ができたのだと、ゲラを読みながら思った。
そうは言っても言語のハンディーがルオフ氏にはあり、アウェーで戦っているのだから、ゲラを見て自分のニュアンスが伝わっていないような箇所はどんどん書き込んで欲しい。
わし自身が英語を喋れたら、多分、日本人よりもアメリカ人の方が仲良くできたかもしれない。
ケネス・ルオフ氏、素晴らしい人物だ。
10月の初めにこの本は発売される。
そして10月20日の「ゴー宣道場」にルオフ氏を招くことができるのは、すごく楽しみで、ありがたいことである。
なを、この対談をまとめてくれたのは、ライターの岡田仁志氏だが、相変わらずわしの思想をよく理解してくれていて、素晴らしい仕事ぶりだ。
まるで、あとがきみたいな文章になってしまったが、読み始めたばかりで感動してるから仕方がない。
まだゲラは読み始めたばかりだから、ほんの少しの間違いとかあるので、それを修正する。