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2019.08.07(水)

「表現の不自由展」の騒動について

 

名古屋の「表現の不自由展」で慰安婦像や天皇の肖像を焼いた動画を見せたということで、右派が脅迫し、津田大介が恐れて中止したらしい。

いまだに右派はこの展示会を批難し、許されない表現の自由だと騒いでいるが、右派が間違っているのではないか?

なぜならそもそも憲法は国民による権力への命令書である。
これが「立憲主義」なんだから、第21条「表現の自由」は権力が侵してはならないのである。

第12条で国民に向かって「公共の福祉のために」権利を行使すべしと言ってるが、「表現の不自由展」が公共の福祉に反するかどうかは恣意的な判断しかできない。

基本は権力に向かって「表現の自由」を守れというのが、憲法の意義なんだから、河村市長は「検閲」を行なっていることになり、明らかに憲法違反である。

ただし、慰安婦像は嫌いだし、天皇を侮辱するのは許せないという気持ちは分かるし、抗議や脅迫が来るのは仕方がない。
民間人に「表現の自由」を守れ、先進国として恥ずかしいと言うのは意味がない。

主催者側が断固として展示会を守ればいいだけで、ボランティアで厳重に警備すればいいのである。

「ゴー宣道場」にも脅迫が来るから、プロの警備員を雇い、門下生らが厳重に守っている。
大会場でやるときは爆破予告があったので、刑事が30人くらい来ていた。

右派も脅迫・恫喝・侮辱をするが、「ゴー宣道場」に出ただけの女性議員のツイッターにも、極左が脅迫・恫喝・侮辱をしてくるから、右派も左派もどっちも似たような野蛮人である。

主催者が覚悟を決めて、厳重な警備をやれる人間を集めるしかない。
幸い「ゴー宣道場」は、覚悟のある武闘派が自主的に守ってくれるから心強い。