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2019.07.27(土)

『おぼっちゃまくん』の苦しみと感想

 

今日は午後に元ネトウヨとの座談会がある。
泣かしてしまうかもしれんので、嗚咽の表現をどうするか、ライター氏は考えてほしい。
(嗚咽)と書くか、「ぐふっ、うぐぐぐ・・」と書くかだ。

わしは今、『おぼっちゃまくん』のコンテだが、かつてないどん詰まり状態で、さっぱり描けない。
だが、このままだと間に合わなくなる。
たった16ページにストーリーを詰め込もうとしてるからダメなのかもしれない。
ギャグだけで連結していく描き方に転換して、コンテを2pか4pずつでも仕事場に送って行こうと思う。
とにかくペン入れに着手しないと間に合わない。
ギャグ漫画を描く苦しさはどうせ誰にも分からない。

しかし、『おぼっちゃまくん』単行本の愛読者カードに「本当にパワーアップして帰って来たと思っています。笑いはもちろん、隠されたテーマで考えさせられる充実した一冊でした」という感想があった。
「とっても楽しいご本でした。読むと元気が出てくるので、枕元に置いておきたいです。出てくる子供が、み~~んな可愛いですね。脇役の子でも可愛い。とくにレラちゃんがもうめっちゃ可愛らしいです。ちっちゃくてコロコロモコモコしていて、幸せになってほしい」という感想もあった。
こういう感想を言われちゃ、どんなに苦しくても描こうと思ってしまう。

いつか「小林よしのりは60歳過ぎてもまだギャグ漫画を描いていた」と言われる日が来るだろう。
「しかも鋭い政治・社会評論の漫画と共に」と評価されるはずだと信じ込んで描くのだ。