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2019.07.05(金)

「ゴー宣道場」は黎明期から成長期に入った

 

「ゴー宣道場」は黎明期を終えて、成長期に入った。
黎明期では門弟・門下生は、師範からの上意下達と、和気あいあいの疑似共同体的な仲間意識を楽しんでいればよかったし、その感覚はこれからも変える必要はない。

もともと「良き観客」でいてくれることが一番だし、門弟・門下生にもならず、設営隊にも参加しないで、毎回応募して、毎回当選して、毎回道場を見てくれる人も多い。

ただ、今の「ゴー宣道場」は、まずカレーせんべいの登場があり、「関西ゴー宣道場」が開催されるようになり、さらにdaiの登場で「九州ゴー宣道場」が開催され、そしてちぇぶ(女性)の登場によって全国が視野に入るようになり、「聞造会」メンバーがその意図を持って活動を開始し始めた。

そしてすぐに岡山のしろくま(女性)の登場によって、「中四国ゴー宣道場」が結成され、来年3月の開催が決まってしまった。

東北や東海がこれに続く可能性もある。

カレー、ちぇぶ、しろくま、そしてその協力者たちは、「ゴー宣道場」の拡大を望んでいるので、今はもう黎明期を終え、成長期に移行してしまったというしかない。

初期メンの中には様相が一変したので、戸惑いを覚える者もいるかもしれない。
しかし、今まで通り「ゴー宣道場」の設営を手伝いながら楽しんでくれればいいのである。
疎外感を持つ必要はないし、置き去りにする気もないし、それこそ「良き観客」として「何が起こるのかな?」と見守ってくれればいいのだ。

AKB48が秋葉原でマイナーなアイドル活動をやっていた時期は黎明期だったが、そのうちSKEが出来て、NMBが出来て・・と全国展開し始めたのと似ている。

不思議なことに、その時期が来たら、そのための人材が現れて活動し始めるもので、カレーが現れ、さらにちぇぶが現れなかったら、こういう現象にはならなかっただろう。
わしが意図したわけではなくて、成長期に必要な人材が入ってきて、勝手に動き始めたから、わしも「ゴー宣道場」にもっと成長のための栄養分を補給してやろうと考えることになる。
この先、どうなるのか楽しみになってきたのだ。

初期メンの中でも、WさんやKさんのように、すぐ順応して、積極的にこの動きに乗ってやろうと考える者もいるし、そこまで気持ちが切り替えられないなら、観察者になっているのもいいのではないか?
そのうち、巻き込まれてやろうと考えが変わるかもしれない。

弱者のルサンチマンを発揮して、「ゴー宣道場」を成長させようとする者に嫉妬することだけはやめてほしい。
わしは黎明期の貢献者のことも忘れていない。

日曜には大阪に行く。
設営隊長のしもPも、どうやら何かを察知したらしく、成長期に順応し始めた様子が窺える。
大阪で初めて試みる企画、しかも関西人にピッタリな企画を持って行く。
成長したい者たちに、栄養分を補給する。
関西の門下生たちと共に、この企画をさらに練って、成功するか否か、その責任は関西人に押し付けて、帰って来ようと思っている。