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2019.06.22(土)

純血の意味などない

 

八村塁といい、大坂なおみといい、日本人との混血から世界でスーパーな活躍をする若者が続々出ている。
短距離走でもサニブラウン・ハキームがいる。
大谷翔平だってあのスタイルはもう旧日本人ではない。
混血も普通だし、栄養も良くなって、新日本人の時代がやってくることを予感させる。

こんな時代に「血統」とか「純血」とか「血脈」とかにこだわってる奴を見るとイカレテルと思う。
「ワンドロップ・ルール」の「血」で民族主義を唱える連中もあほくさいし、日本会議みたいに、よりによって「男系血統」とか「Y染色体」とか「旧宮家血統」なんて言い出す輩はもう野蛮人にしか見えない。

わしは人間は進歩しないと思っていて、進歩主義者ではないが、「純血種」にこだわる無意味なアナクロニズムは超クダラナイと思う。
人間全部、赤い血であり、血液型にもよるが誰にだって輸血できる。
黒人との混血だって普通に日本人の時代がやってきた。

「血」には特別な意味がない。個性もない。
輸血可能。「血」は血でしかない。