2013.07.25(木)
今年もまた『戦争論』の増刷決定!
今年もまた『戦争論』の増刷が決まった!
1998年出版から15年が経つが、まだ読者を増やしている。
わしをAKBの人としか思ってない若者も増えたが、
本当は『戦争論』という危険な本を描いた人でもあるのだよ。
「1位は1位なんで、すみません」なんて言われたら、
条件反射的に「ばかやろー!」と叫んでしまう理由はこの書を読めばわかる。
アメリカら連合国に、「勝者は勝者なので、すみません」と言って、
リンチ同様の東京裁判を断行され、戦前の日本の歴史を、
戦勝国の歴史に塗り替えられてしまったじっちゃんの名誉を守るために、
『戦争論』をわしは描いた。
じっちゃんと言っても、当時は若者たちである。
多くの若者たちが御国のために戦って、血みどろになって斃れ、
その御国は無念にも敗れた。
勝てば官軍、 勝者に正義があって、敗者には悪しかないというのは間違いである!
「敗者にこそ正義があり、勝者にこそ悪があった!」
それを『戦争論』は証明する。
これは人の生き方にも繋がっている。
自民党が選挙で1位であっても、わしは自民党の政策を認めない!
皇統男系固執も、原発再稼働も、TPP参加も、この国の若者たち、
子供たちを不幸にする政策だと確信している。
何が「公」のためになるかであって、
勝てばすべてが正当化されるわけではない!
そういう哲学が、この国から消滅しつつあることが問題である。
この夏、新たな『戦争論』の読者が増えることに希望を託そう!