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2013.08.09(金)

宮崎駿『風立ちぬ』のゼロ戦は悪か?

 

宮崎駿『風立ちぬ』の評論を、宇野常寛が「ダ・ヴィンチ」に書いてるというから
読んでみた。

なんだこりゃ?  韓国の批判と同じじゃないか!

ゼロ戦がなんで悪なんだ?

わしは小学生の頃にプラモデルまで作るほどゼロ戦が好きだったし、
戦時中の誇るべき日本の技術だとずっと思ってきたぞ!

戦時中に高性能の飛行機を作れば、戦闘機になるのは当たり前のことだ。

藤田嗣治の戦争画を全否定した戦後の左翼文化人とまったく同じ感性で、
宇野は『風立ちぬ』を批判している。

それは韓国の批判とそっくりだ。

「日本の戦前・戦中=悪」、
いまだにこういう古くさいサヨクな感覚を持ってるのって団塊の世代?   

宮崎駿にマチズモなんかあるのか?

あっても石原慎太郎や自称保守派みたいな空威張りではないだろう。

大多数の男に備わってる程度の父権に過ぎないと思うぞ。

少女を描くのは、女性性への依存であり、差別なのか?

宇野の夫婦間は、宇野は妻に依存せず、妻も宇野に依存してないのか?

何から何までさっぱりわからん。

これじゃわしの『戦争論』を理解できるわけないよ。

だって左翼だもん。

左翼はマルクス主義だけじゃないんだぞ。

アメリカニズム的資本主義も左翼なんだぞ。

宇野にこれ言ってもわからんか。

だから宇野って、AKB48も資本主義の原理で出てくるメニューを
全肯定できるんだよな。

少女に対する感覚も、神聖視への願望がないから、
恋愛禁止ルールなんかどうでもいいのだろう。

宮崎駿の少女に対する眼差しは、多分わしと近いと思う。

本人は嫌がるだろうがな。

だがわしは宮崎アニメを熱心に見ていない。

今度、見てみなきゃいけないな。