2018.12.31(月)
保守の真髄とは何だろうか?
西部邁氏の『保守の真髄』を読んだ。
西部氏が言っていたことの総集編のような詰め込み方で、首肯できない箇所もあるが、再点検することも出来た。
一口に保守と言っても、蘊蓄で語っても意味はなく、振舞い方で伝えていくしかない。
デタラメな振る舞いを行っている奴が、蘊蓄やコピペで保守を自称し始めたら、保守に対する誤解がますます拡がってしまう。
『差別論』『脱正義論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』『民主主義という病い』『大東亜論』『卑怯者の島』『堕落論』と描いてきた足跡がわしの振舞いそのものであり、薬害エイズ運動や、新しい歴史教科書をつくる会に関わったり、オウム真理教と戦ったり、イラク戦争に反対する反応(西部氏と共闘)など、その振舞い方の全てを知っている人は分かってくれるだろう。