電子交流について
朝日新聞に「世界は広がったか」というオピニオン記事が載っているのだが、
関心があるのに 読んでも分からない単語が出てきて、いまいち理解できない。
「ツイッターはポジショントークのプロと、その信者であふれ、
ソーシャルと言いながら、もうソーシャルではない」とはどういう意味なのだろう?
何か重要なことを言ってる気がするが?
「ソーシャル」って社会か?社交の場ってことか?電子交流のことか?
とにかく「~なう」を作った人が言ってるのだが、
ツイッターはめんどくさくて面白くないらしい。
岡田斗司夫が言う「クラウドシティ」というのもわからん。
でも「一番大事なのはブログ」というのは分かる。
わしのブログにも一日15000人が訪れているようだから、メディアの機能を果たす。
「セミクローズの 小規模限定 ネットワークが一番」というのも分かる。
毎週配信のブロマガ『小林よしのりライジング』のコメント欄も、
100コメを超す賑わいを見せていて、毎週の『ゴー宣』の感想をきっかけに
自分の意見を長文で書き込む人もいたり、記号の名前だが、
文章の印象からなんとなく個性が認識できて、疑似共同体のような 繋がりを見せている。
そうなると安心感が出来るから、勝手に川柳で遊びを始めたりして、
コメント欄がライジングの別冊付録のような楽しめるものになっていたりする。
わしが参考になったり、感心する意見も多い。
思ってもいなかった展開だ。
「ゴー宣道場」の 門弟たちは「メーリングリスト」をやっているが、
これもなかなか面白い。
基本は「ゴー宣道場」の設営隊募集や連絡のための電子交流なのだが、
道場の後の感想を書き込んでくれるので嬉しい。
顔見知りになった女性たちの感想や意見や暮らしの報告は、
生活実感を伴っているので、実にリアルで勉強になる。
わしは庶民の生活のリアリティから遊離して、漫画ばっかり描いている人間なので、
ヤクザもんのような偏りがある。
わしを庶民感覚に繋ぎとめておくための機能を「メーリングリスト」は果たしている。
結局わしは正解の電子交流にしか手を出していないという、
たったそれだけのことではないか?