麻生大臣を見直した
麻生大臣は質悪の世論に負けずによく踏ん張っている。
安倍政権を一刻も早く倒したいわしでも、麻生大臣には同情する。
「週刊誌の報道だけで」という言い分は正しい。
「週刊誌の報道だけで」官僚トップを処分するのは理解できない。
なにしろ被害者がいるとマスコミは断定しているのだが、わしは見たことがないのだ。
これはエセ保守が「皇室に入る男系男子がいる」と主張して、「それは誰だ?」「名乗り出よ」と言っても、絶対名乗り出ない現象にそっくりだ。
わしはこのような当事者が現れない主張を「いるいる詐欺」と呼んでいる。
デーブスペクターが言っているが、欧米ではセクハラを訴える被害者は名乗り出るのが「Me too」運動らしい。
そりゃそうだろうな。
隠れていては「Me too」にならないからな。
被害者の存在が不明のままで、特定の男を加害者認定して、罰を与えるなんて、あり得ない話だ。
伊藤詩織さんを見よ!
セクハラどころかレイプの被害者として名乗り出て、戦っている!
だからわしは伊藤さんの主張を全面的に信じるのだ。
名乗り出たら偏見に晒されるなどと、報道機関が被害者を隠していること自体が、本当にこのセクハラ問題の本質を明らかにされては困るからだと、わしは疑っている。
しかし野党の議員たちは最悪だ。
「Me too」運動のマネしてはしゃいでいるが、これでまた野党の「反対のための反対」体質が露呈されてしまって、与党の支持率を押し上げてしまうだろう。
若者たちが、あんな幼稚な連中には政権を任せられないと思ってしまうのはやむを得ない。
「森友・加計問題」や「公文書隠し」や「文民統制」の問題で、与党を追及しておけば良かったのだ。
セクハラ問題は質が悪い。
特に一般的な会社のセクハラではなくて、ジャーナリズムの取材方法の問題だから最悪だ。
野党って本当にダメだわ!