2013.09.17(火)
仕事より愛なんてバカみたい
高森明勅氏が書いたブログが、門弟たちがやっているメーリングリストで
話題になっている。
「『風立ちぬ』の堀越二郎はバカなのか?」
とアメリカ人が言っていたという話だ。
アメリカ人がみんな「仕事より愛」を優先させるべきという
感覚なのかどうかはわからない。
だがアメリカ人が日本人の「仕事」に対する感覚を「バカなのか?」と
言っていると聞き、瞬時に反発するのが女性ばかりというのが面白い。
「ゴー宣道場」の女性たちは、保守「原理」主義者ではない。
主婦もいるし、シングルマザーもいる。
仕事をしている女性は多い。
その女性たちが瞬時に反発することが、わしはちょっと嬉しい。
「攘夷」の感覚は、女性にもちゃんと備わってるなと思ってしまうからだ。
しかし、仕事を放りだして婚約者の介護にかかりっきりになるのが、
アメリカ人の常識なのだろうか?
その常識から言えば、末期の親の介護より、仕事を取るわしなんか、
馬鹿の上に鬼かもしれない。
わしの場合、間違いなく「愛より仕事」が哲学だ。
10月13日の「ゴー宣道場」、『「風立ちぬ」から現代を考える』は、
このように様々な論点が出てくるだろう。
参加して一緒に考えよう!