描きたいものを描くくさ！

 

『AKB48論』（幻冬舎）の発売まで「あと何日」と
秘書みなぼんがバナーでカウントダウンしている。

毎日書き換えなければならないアナログさが可笑しい。

発売前からアマゾンの予約がやけに多いらしい。

出版社は、本は売れなければならないだろうが、最近わしは「売れる本」を
描こうと思って描けるわけがないし、売り上げの方は考えないと居直ることに決めた。

しょせん描きたいものしか描けない。

スタッフを食わせなければならないから、いつまで「描きたいものを描く」という
我が儘が続けられるのかわからない。

漫画雑誌が全然売れないらしいし、漫画の単行本も売れてるのは一部、
総じて売れない時代になった。

それでも描きたいものを描く。

一方で、iPhone発売に一週間並んだ人がいる というニュースを聞くと、
わしもいつか一週間並んで買わせるような本を描きたいと思う。

やっぱりそういう邪な夢を捨てきれない。