「立憲的改憲」のためのベストの策
笹幸恵さんがペリリュー島からメールして来た。
ペリリュー島からメールでやり取りできるって恐いな。
笹さんはブログを読んで、激怒状態だ。
明日が師範会議だが、笹さんがいなくて良かったよ。
大荒れになっていたはずだ。
倉持氏によると「ゴー宣道場」は「狂信的熱狂的信者の秘密結社」みたいなイメージらしく、いろんな人たちと話してるとそう思われている節があるそうだ。
「倉持なんでそこにいんの?」みたいな目で見られるらしい。
そこまで偏見で見られているのかどうか、わしには全然、分からないが、もしそうなら、確かに憲法学者を呼ぶのは難しいのだろう。
高森氏も倉持氏と同意見なようだが、わしは自分の名にも、「ゴー宣道場」にも誇りを持っている。
高森氏が言うように、「こんな刺激的なリスクの高い場所に来てくださって、恐れ入りますだ」という態度なんか取りたくもない。
大体わしがそんなマイルドな人間だったら、山尾倉持の不倫スキャンダルを引き受けて「世間」と戦うことが出来たか?
高森氏はスキャンダルを聞いて即、倉持氏を辞めさせろと言ったではないか!
わしが戦ったのは「世間」だ!
そして、あれほど温かく両氏を迎え入れた「ゴー宣道場」の参加者たちもまた「世間」に靡かなかった人たちではないか!
倉持の弁解を聞いて、わしはブログで、「ゴー宣道場」という議論の場を運営していくことがどれだけ大変なのか、どれだけ「縁の下の力持ち」の協力者を必要とするのかを書いて説明して来た。
そのあとに、高森倉持会談が行われて、高森氏のあのブログだ。
わしには『ゴー宣』の読者の大多数が絶対に一般人であり、「ゴー宣道場」の参加者も「現場を持つ庶民」であり、アンケートの内容を見ても、真剣に国家を憂う人たちだが、決して運動家にならず、生活を重視してデモなどもしない人たちだと理解している。
熟議で社会を変えられないかと考える極めて真面目な人たちだ。
その「ゴー宣道場」の様子はネットで生中継しているし、アンケートもブログで紹介している。
これほど「透明性」の高い議論の場があるだろうか?
それでも偏見は消えずに、「立憲的改憲」の障害になるのなら、「ゴー宣道場」は退くしかない。
わしの発展的なアイデアとしては、6月までにはまだ期間があるから、その間に倉持氏が新たな議論の場を用意しておく。
高森氏は新たな憲法論議の場と「ゴー宣道場」を掛け持ちでやってもらえばいいと思っている。
8月以降の「ゴー宣道場」は、皇位継承問題を中心に、いろんな題材で「世間」に負けない個を持つゲストも呼んでいこうと思う。
「ゴー宣道場」は皇位継承問題が終わるまでは続けなければならないし、他に女系も認める議論の場ができるわけがない。
わしは前宮内庁長官とも会ったし、「ゴー宣道場」には宮内庁も注視しているだろう。
言っておくが6月までは、全力で「立憲的改憲」を盛り上げる。
少しでも世論の風を吹かせてから、倉持氏の新たな議論の場にあとを託そう。
それがベストの策だと思う。