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2017.12.29(金)

立憲民主党を批判する「人治主義」の奴ら

 

立憲民主党に元民進党の議員たちが続々入党している。
それを見て、「万年野党の復権だ」と揶揄する者がいる。
そのように立憲民主党を批判する者たちは何がお望みなんだろう?

第二自民党か?それは維新の会や希望の党がいるから、立憲民主党の役割りではない。
わしは第二自民党はいらないと考える。
しきりに立憲民主党を批判している者は、「野党はいらない、自民党の一党独裁体制でいい」と主張しているのだろうか?
わしは、一党独裁には絶対反対する。 

民主主義は危うい制度だが、採用するのなら、野党が必要になる。
できれば「政権交代可能な野党」を国民が育てねばならない。

確かに第二自民党にならず、社民党化もしない政党のアイデンティティーを作るのは難しい。
幸いにも立憲民主党は、「立憲主義」を党名にも掲げる政党であるし、党の綱領にも「立憲主義を深める立場からの憲法議論を進めます」と明記してあり、護憲派政党とは一線を画した。

「立憲主義を貫く」、これは民主党や民進党の時代とは全く違う、確固とした政党のアイデンティティーである。
だからわしは応援した。
辻元清美や党内護憲派議員や、今後入党する議員たちも、綱領は守ってもらわねばならない。

執拗に立憲民主党を批判する者の中には、「権力を制限することが立憲主義=自衛隊を批判することが平和主義だ」などと、誰も言ってないイデオロギーをねつ造して、立憲民主党を貶めようとする輩すらいる。
自衛隊を批判する者なんて、そもそもいるのか?
勝手に案山子を作って、石を投げている馬鹿を信用してはならない。

権力を制限することは重大なことであって、権力を野放しにしたいと考える者は愚かである。
リヴァイアサンを縛る「立憲主義」は絶対に必要である。
権力の忖度システムがマスメディアから芸能人にまで及んでしまう現象を目の当たりにして、わしは益々「立憲主義」しかないと思うようになった。
立憲民主党にはぜひこの国を「法治国家」にしてほしい。