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2017.11.10(金)

「FLASH」の取材方法はヤクザ顔負け

 

FLASH」の山尾・倉持に対する取材が度を越している。
倉持の家に張り込んで、外出時に急襲し、「奥さんは不倫相手の政策顧問になることを了承してるのですか?」と大声で叫びまくる。
近所の家々に届くような声で、いまだにこんな気色の悪い取材を続けているのだ。

さらに山尾氏の電車内の写真を盗撮して載せたり、山尾氏の自宅に張り込んで、今日は子供の通学のために、山尾氏と二人で出てきたところを急襲。

最初は「倉持、男女関係」と書いたノートを見せていたが、子供が怯えるから、山尾氏が子供の手を引きながら、走って逃げたら、後ろから男が追跡。

するとなんと前から、もう一人の男が出てきて、子供の前に立ちふさがる!

挟み撃ちして、子供がいる前で、「別れ話は本当か?」とか、意味不明の大声を発して、完全に子供を恐怖で立ちすくませた。
しかも子供の写真まで撮ってしまったのである!

山尾氏は子供をつれてタクシーに飛び乗り、やっと難を逃れたが、子供はずっと怯えていたという。

子供は母親にかけられた「疑惑」を知ってしまうし、同級生から何と言われているのか分かったものではない。
取材方法がヤクザ顔負けの脅迫取材で、子供の心も傷つける人権侵害の域に達している。
子供の写真まで載せたら、法的に対処するべきだろう。 

わしは来週発売の「FLASH」『よしりん辻説法』で、山尾氏の擁護をしたのだが、その同じ回に山尾バッシング記事を載せようとしてるらしい。
この仁義のなさ加減はどういうことなのか? 

わしは一か月後の『よしりん辻説法』で描くことがあったのに、それはキャンセルだ。
全面的に「FLASH」批判を描かねばならなくなった。
編集部と大ゲンカになって、『よしりん辻説法』終了、単行本は別の出版社からということになるのも覚悟せねばなるまい。

作家の権力を使って編集権に介入するのは本意ではない。
だが、かつてわしが「SPA!」を辞めたのは、わしを暗殺しようとしていたオウム真理教に編集部が肩入れしたからだ。
小林よしのりは、一応、常識の範囲で忍耐をすることはするのだけれど、仁義を欠いたらキレるというのは、もう出版界の共通認識にしておいてもらいたい。

わしは、どこででも描ける。
必ず出版社を儲けさせる作品を描ける。
常に「個」で戦うつもりでいるので、山尾・倉持氏はわしに遠慮することはない。
子供に被害があったら、訴えて構わん。 

こういうことが起こるたびに、わしはもっと自分のプロの技を磨き、もっと儲けさせる作家になり、もっと「個」を貫ける人間になりたいと思う。