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2017.07.21(金)

「台湾」国籍を認めない日本人がガタガタ言うな

 

蓮舫代表が戸籍公開してもバッシングは続くことは分かっていたはずだ。
民進党の支持率が上がらないのは、「カジノ法案」で妥協し、「脱原発」で党内がまとまらないからだ。
さらに経済問題でも、失敗したアベノミクスに代わる政策を、消費税アップ以外の方法で、庶民の景気実感を上げる政策を発表しないからである。

自民党と確実に対決する政策を出しさえすれば、民進党の支持率は上がる。ただそれだけのことだ。
「脱原発」だけでも、党内を一致させてみろ! 

蓮舫氏の国籍問題なんかガタガタ言うのは、産経・ネトウヨ・アゴラの劣化保守勢力だけ。
無視しておいてもよかったのだ。 

だが、わしにとっては、蓮舫氏の記者会見は収穫だった。
彼女が「旧日本人」(本省人)の娘だったことを知ったからだ。 

台湾人の年寄りが日本語を流ちょうに話すのは、旧日本人だからである。
台湾が親日的なのは、戦前は日本が統治していたからである。
朝鮮が反日なのは「事大主義」だからであって、台湾はそれがないから大切にしなければならない「国家」だ。

わしは台湾を「国家」と認めるが、残念ながら日本は「国家」として認めていない。
蓮舫氏の国籍の問題を言うならば、まず日本政府が台湾を「国家」として認めなければならない。

そもそも日本政府は、「中華人民共和国」と、「中華民国」という「二つの中国」を認めているのか?
中華人民共和国は「一つの中国」しか認めてない。
台湾は中華人民共和国の一省としか見做していない。
日本は中国に媚びて、台湾を「国家」として承認していないではないか!

日本の法務省は、台湾人の国籍表記を「中国」ではなく、「台湾」と修正すべきである。
日本人であり、愛国者ならば、中国に媚びる日本政府に抗議すべきであって、それをやらずに、蓮舫の国籍に粘着してガタガタ言う奴らは、中国寄りの非国民である!
日本から出て行け!