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2013.02.14(木)

AKB48 3夜連続SPドラマについて

 

AKB48 3夜連続SPドラマ 『So long!』 を見て、「AKBINGO」 に出演した。

1位は チームB だった。

脚本がよく出来ていた。

一番たくさんのメンバーを活かしてくれた。

島崎遥香(ぱるる) は秋元康がゴリ推ししてるから、わしはアンチになりたいのだが、
「マジすか学園」のときより、はるかに演技が上手くなっていた。(ちくしょう絵文字:重要

ぱるる には目力がある。
長ゼリフを集中力を絶やさずに言ってのける度胸がある。(悔しい絵文字:重要

声が時々かすれる変な発声が、逆に個性となってリアルに感じる。
(なんでほめてるんだ、わしは絵文字:重要

この子は 前田敦子二世 だ。間違いない。(イヤダ~~~絵文字:重要

 

だがわしは対抗馬として、 渡辺美優紀(みるきー) を推す絵文字:重要

みるきー の演技は、一人の少女の3つの心を見事に表現する驚くべき表現力だった。

「他人への無関心と悪意」
「実はいじめられの弱者」
「けれど人は優しくなれる」
この3つの変化を、あくまでも普通の子のリアリティで演じたのが素晴らしかった絵文字:重要

力まない演技と、あの気のぬける声が、逆にリアルに感じる。

「よっ絵文字:重要」と言って現われる自然な変化が、わしの脳裡に鮮烈に残ってしまった。

チームBのドラマは、人は日常的に、人を偏見で見たり、
悪意なしに傷つけたりしていて、けれども人は変われるし、
人に優しくなれるという希望を見せてくれる見事な作品だった。

こじはる が最後まで生徒に顔を見せずに、
ケータイだけで 気持ちを伝えるのが秀逸な発想だった。

 

そして褒めておきたいのが 峯岸みなみ だ。

わしが一番泣いたのが、峯岸が卒業生の前には現れず、先生の病室に現われて、
ドア越しに語りかけるシーンだ。

ぱるるに、これ以上の加害者の苦しみを与えたくないという優しさを、
峯岸は良く表現していた。

今現在の峯岸の境遇と重なって、わしはこのシーンが一番泣いてしまった。

峯岸が早く立ち直って、テレビに出てくる日を心から願う。

このドラマの優しさがわかるAKBファンは、峯岸を応援してやってくれ。

 

チームAの まゆゆマリコ様 も良かった。

マリコ様は高校生の可愛さがちゃんと出ていた。

チームKの 優子 はさすがの演技力だが、
珠理奈 は明るいひょうきんな 妹の悲劇を上手く表現していて、楽しませてくれた。

しかしもうすっかり 『So long!』 大好きになっちゃったなあ。

いつも口ずさんでるよ。

 

チームBで ドラマを撮ることになった 福田監督 にお願いしたい。

ぱるるはいいから、 市川美織(みおりん) の 可愛さと可笑しさを
もっと目立たせてください。

ちなみにわしの推しメンは、 みおりんみるきー鈴蘭 だからね。

そこんとこヨロシク絵文字:重要

それから秋元康先生、来年はドキュメントの代わりに、
AKB48、SKE48、NMB48、 HKT48をチームごとに使ったオムニバス映画を作って、
映画館で上映したらどうでしょう?

泣ける映画、笑える映画、 恐い映画、爽やかな感動の映画など、
監督に競わせたら 面白いと思うけど。