AKB48グループの堕落革命を支持しない
大島優子がAKB48選抜総選挙のメンバーの結婚宣言を見て、「何でもありか」と怒って、これが私の気持ちと言って、ファックの帽子を見せた。
それで芸能界からも非難轟々、優子が謝罪に追い込まれた。
優子の何が悪いのか、さっぱり分からない。
優子の動画を見て、「ファンの票は愛だ」と言った優子のプロの覚悟が今も残っているのかと、わしは感心した。
恋愛してはダメとか、結婚宣言してはダメとか、誰も言ってない。
ファンを騙してカネを使わせるのは止めろと言ってるだけだ。
ファンがカネを使う前に、恋愛宣言、結婚宣言をしておけば、何の問題もないだろう。
ただしその場合、あの順位はなかったと思うが。
処女宣言までして、総選挙の直前までファンを煽ってカネを使わせたメンバーが、すでにメロメロの恋愛に浸っていたのを週刊文春に撮られていた。
本人がそれを知って、先手を打って結婚宣言しただけじゃないか。
スキャンダルを逆手に取って有名になるというのは、指原莉乃が作ったAKBの一つの流れだ。
それに異を唱えた高橋朱里や岡田奈々のスピーチを、優子をバッシングしている連中は聞いたのだろうか?
AKBグループにある「努力は必ず報われる」という高橋みなみの伝統を、不屈の精神で貫いた荻野由佳のスピーチを聞いたのだろうか?
スキャンダルを邪道だと退ける高橋、岡田、荻野らの精神こそを称えるべきなのに、破壊衝動と価値紊乱を好む者たちが、大島優子をバッシングしていた。
王道が廃れ、邪道がまかり通る、それがAKBなのか?
スキャンダルが好きなら、来年は妊娠宣言をすればいい。
「実は私、こっそり恋愛していて、妊娠しました――!」
「おめでと―――――!」
「でも堕胎して、別れて、別の男と再婚したの―――!」
「おめでと―――――!」
「しかも不倫の末の略奪愛よ―――――!」
「おめでと―――――!」
確かに革命だな。堕落革命だ。