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2017.05.15(月)

タワケの法務大臣でも悪法が通る不思議

 

ネットで見つけた「朝日新聞デジタル」で青木理氏の共謀罪についてのインタビューが載ってるが、大変分かりやすい。

しかし与党は「共謀罪」を17日か18日あたりで通そうとしている。
あのタワケの法務大臣が、何ひとつ説得力のある説明をできなかった法案を、ただ審議が30時間に達したからという理由で強行採決しようとしている。
建て前的に「強行採決」に見えないように、野党から、「維新の会」を取り込んで、強行採決に向かう企みだ。

よくこんな危険なものを、十分な説明責任も果たさぬまま、数の力で意地でも通そうとするものだ。
国民にその危険性が啓蒙される前に、通したいのだろう。
「国民が気づかぬうちに速く速く」と焦っている。 

読売や産経などの「安倍政権・御用新聞」が共謀罪の議論を封じている。
テレビメディアも局によって分断されているから、今まで国民は無知のまま放置されていたが、本当は「両論併記」でも、法案の意味を国民に伝えるのが、マスコミの責任なのだ。

「御用新聞」「御用テレビ局」が増えたために、国民は知るきっかけがない。
だから、世界の報道の自由度ランキングが先進国の中で異様に低いのだ。

政権与党は、そもそも国会での議論なんか重要視してない。
政府にとっては国会の議論なんか要らないのだ。
国会がない方がいい。
始めに結論ありきで、とにかく「共謀罪」を通すと決めていただけだ。
数の力で何でも通せると高を括っている。
何をやっても支持率は下がらない、民進党のせいにしておけばいいと傲慢極まりない。

民進党は最後まで抵抗するだろうが、わしはこれを応援する。
頑張ってくれ!