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2017.03.28(火)

アッキード事件を誤魔化したい権力の犬たち

 

いやはや泉美さんの年表とライジングの原稿が凄い。
(泉美さんブログ「森友学園疑獄年表だよ」
「そろそろ年表があるといいよね。いや、わしが欲しいんだけどさ」と言ったら、全力で年表作成に取り組んでくれた。

これは頭の中を整理するのに役立つ。

安倍政権・自民党・公明党が現在、「安倍夫妻の権力の私物化」を、必死に隠蔽しようとしている。
最近は「首相も国会議員も辞める」なんてことを安倍首相は言うべきではなかったという「泣き言」を言っている。
あんなことを言うから、野党が勢いづくと、啖呵を切ったことだけが安倍首相の失敗だと、問題を矮小化している。

野党が与党の権力を奪おうとするのは自然なことだし、悪いことではない。
だが、野党の使命は権力奪取だけではない。
権力の腐敗を防ぐという使命もある。
安倍夫妻による「国家システムの私物化」を、徹底追及しなければ野党の存在意義はない。

もう一つ流行りだした自称保守(安倍真理教)の詭弁は、「森友問題は大した話ではない。しょーもない問題だ。
国会で論じるべきは北朝鮮・中国・トランプ政権など、もっと大きな問題がある。
貴重な時間を無駄に費やしてはならない」という尊大な「逃げ口上」である。

この「逃げ口上」は、森友疑獄は「アッキード事件」であり、このまま野党や国民の追及を許せば、安倍晋三が国会議員を辞めなければならなくなると、もう自称保守派が直感しているからだ。

100万円の寄付金はあった。
だからこそ安倍昭恵の証人喚問が実現すれば、昭恵夫人は偽証罪に問われ、逮捕されることになる。
そうなったら安倍晋三が首相を続けるのは不可能。
ゆえに自称保守派は「権力者の隠ぺい工作」に協力する「不正義」を選んだ。これが実態である。

「不正義」から国民の目をそらす正義の危険性を知らなければならない。特にジャーナリストたちは。
独裁政権によるホロコーストから目を背けた国民の歴史があることを我々は学んでいる。
果たして我々はこの知識を活かすことができるだろうか? 

暴走する権力の腐敗は、なんと「自分探し」の妻に現れていた。
まさに愛国無罪の劣化保守こそが「自分探し」の終着点だったのである。