2017.03.19(日)
人は百万円もの寄付金を忘れやしない
百万円もの大金を寄付しておいて、それを忘れる人間は、御坊茶魔くらいのものだろう。
安倍昭恵がいかにお嬢さまと言っても、たかが知れている。
百万円の寄付金を渡したことを「記憶にない」という者はいないのである。
渡していないのなら、きっぱりと「断固渡していない」と言い切るはずではないか。
「あり得ない」「そんな大金、渡すはずがない」「嘘つきだ」と激怒するはずである。
それが人間の心理というものだ。
百万円の寄付金を安倍昭恵からもらった時「安倍晋三から」と言われたという籠池の言葉を、100%信じるつもりはなかったが、安倍昭恵本人がきっぱり否定できない。
「記憶にない」と言った時点で、籠池の言葉の信ぴょう性が高まってしまった。
籠池を証人喚問するなら、安倍昭恵も同時に証人喚問するべきである。
なんで首相の妻は優遇されてるんだ?
「安倍昭恵は私人だ」と閣議決定までしたのは、証人喚問できないようにするためか?
安倍晋三の寄付金は、法的には問題ないのかもしれないが、決して枝葉ではない。
いかに安倍晋三が森友学園の籠池に好意的で、小学校設立に共感していたか、その動機の強さを証明する問題である。
籠池の小学校設立のために、国有地のタダ同然払い下げが行なわれたきっかけが、単なる「忖度」であったか、「口利き」だったか、寄付金疑惑は、それを解明する手掛かりになるかもしれない。
たとえ「忖度」としても、これは官僚機構すべてを、詐欺師のために動かした「悪魔の忖度」ということになるから、安倍昭恵、並びに安倍首相の「道義的責任」は免れない。
過去の「偽メール事件」に怯えないで、追及せねばならない重大な問題である。
野党諸君は及び腰になるな!
政争の為ではなく、「公」のために、この問題を追及せよ!