「極右アナクロ小学校」は昭恵の要望か?
今朝の羽鳥氏の「モーニングバード」で、森友学園の
「安倍晋三記念小学校」を、大阪府はなぜ認可したのか
という経緯を報じていた。
奇妙な話だった。
資金力ゼロの森友学園が、小学校の認可基準を緩和して
ほしいと大阪府に申し込んだ。
そのとき、大阪府は私立小学校の新規加入を促すため、
基準緩和をするべきだと考えていたらしい。
実際、基準緩和してみたら、なんと森友学園だけしか
申請しなかったというのだ。
入札制度になっていなくて、随意契約になってしまった。
資金力ゼロの「極右アナクロ」小学校の認可のためだけの
基準緩和だったのではないか?
なぜ国から大坂府までの行政が、そこまで森友学園を
助けたのか?
それが問題なのだ。
そもそも、安倍首相周辺の政治家や、日本会議ら「極右」
の連中が、日本で一つしかない「極右アナクロ小学校」を
作りたいと考えたのだろう。
それは籠池理事長の政治家への働きかけが功を奏した
からだとしか考えられない。
「極右アナクロ小学校」を社会的に信用させるためには、
安倍首相夫人・昭恵の名誉校長就任は絶大な効果があった。
産経新聞ら「極右アナクロ」勢力は、安倍首相は「名前を
利用されただけ」と庇うだろう。
だが、名誉校長の安倍昭恵は言った。
「この幼稚園でやっていることが本当にすばらしい」
安倍首相が言った。
「妻から先生の教育に対する熱意は素晴らしいと聞いている」
名誉校長就任直後の2015年9月、安倍昭恵は塚本幼稚園
の講演でこう話した。
「この幼稚園でやっていることはほんとうに素晴らしい
のですけれど、それがこの幼稚園が終わってしまって
普通の公立の学校に行くと、普通の公立の学校の教育を
受ける。せっかくここ(塚本幼稚園)で芯ができたものが
また(公立)学校に入った途端に揺らいでしまう」
こうして「瑞穂の国の極右アナクロ小学校」の設立に
繋がったのである。
これで安倍首相は「名前を利用されただけ」と、
被害者あつかいできるのだろうか?