YOSHINORI KOBAYASHI OFFICIAL SITE | 小林よしのり公式サイト

小林よしのりオフィシャルwebサイト

PROFILE LINK CONTACT
2017.01.15(日)

「忖度」できる者こそ日本人

 

「そこまで言って委員会」を見たが、竹田恒泰は「女系なら
皇室はなくなってもいい」と大声で断言したにも関わらず、
津川雅彦が諫めたら、たちまち「なくなってもいいなんて
一言も言ってない」と平然と否定する。 

「朝ナマ」のときも、旧宮家系の「子供をどんどん皇室に
入れればいい」と言ったのだが、次の回では「そんなことは
言ってない」と否定する。
VTRを再生して証拠を見せた方がいいんじゃないか? 

それにしても竹田は現憲法の国民主権と言論の自由の恩恵を
存分に活用して、「天皇は間違っている」「自分の方が正しい」
と主張しまくっている。
世が世なら、不敬の極みだ。 

あれを天皇陛下はどんな思いでご覧になっているのか?
「そこまで言って委員会」は東京ではネットでしか見れないが、
「朝まで生テレビ」は、「シラス(お知りになる)」天皇だから、
見ておられるのではないか? 

天皇陛下が何を望んでおられるのかを忖度すれば、あんな
議論は要らないはずなのだが。
陛下の気持ちを「忖度」してはいけないなんて言える段階では
もうないだろう。
国民は「忖度」するべきだし、政治家が「忖度」して動いたら
憲法違反になるというのも詭弁に過ぎない。 

「言論の自由」を奪われた陛下の気持ちを「忖度」もして
やらない日本人なんか、国外追放すべきだと思うぞ。
田嶋陽子のような左翼の方が、よっぽど陛下の気持ちを
「忖度」できる立派な日本人だと思う。