2013.05.09(木)
AKB48 総選挙で恋愛禁止は崩れるのか?
AKB48総選挙に立候補した卒業メンバーの政見放送を見たら、
小原春香 という子が気に入った。
卒業しても「恋愛禁止条例」を守り続けていると、公言しているからだ。
恋愛フリーでは、アイドルは成り立たない。
「アイドル」と、「歌手」「ミュージシャン」「女優」は全然違う。
だが、AKBメンバーが 恋愛スキャンダルを起こしたら、
即、完全アウトと考えるのは、了見が狭すぎる。
恋愛スキャンダルを起こしても、目を瞑ることができる条件は、
「禊」と「圧倒的な実力」だ。
菊地あやか は 「禊」の立派さと、AKB愛を証明して、逆に好きになった。
指原莉乃 は 「禊」を済ませ、「圧倒的実力」を示した。
峯岸みなみ は不器用な「禊」で、AKB愛を証明して、
これから実力を見せつけねばならない。
これはわしが勝手に決めた 条件ではない。
AKBのファンを観察してると、そういう不文律が働いてるということだ。
今回の総選挙は、そもそも「ガチ」ではなくなった。
「お祭り」になったから、恋愛禁止条例は消滅してるし、主婦でも立候補できる。
「お祭り」なら、 キンタロー。 だって立候補しても良かった。
小原春香 の政見放送で、ひとつ気になったのは、
「ど新規」という言葉を使っていることだ。
わしは3年前からAKBファンだが、それでも古参ヲタから見れば、「ど新規」となる。
だが、もう3年前に比べても、AKBのファンの規模は度外れて膨張している。
「ど新規ファン」の一人一票の力を侮ったら、選抜どころか、圏内にも入れない。
今度の総選挙は、その「ど新規」の審判が冷酷に下されるだろう。