2016.07.13(水)
おそるべき天皇、生前退位の真相
天皇陛下が「生前退位」のご意向を示されたという報を聞いて、
思わず身震いしました。
まったく畏るべき陛下です。
この報を受けて、8月7日の関西版「ゴー宣道場」のタイトルを
『おそるべき天皇 生前退位の真相』
とします。
このご意向を、このタイミングで発表されたこと自体に、
陛下のおそるべき覚悟を察しなければなりません。
現行の「皇室典範」は天皇の譲位を認めていないため、
天皇陛下のご意向を叶えるには「典範改正」は必須です。
しかし皇室典範改正は国会が決めることなので、憲法の制約上、
天皇陛下が直接、皇室典範改正を要求する発言はできない
ことになっています。
そこで、ご高齢となったことから「憲法に定められた象徴としての
務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」として
譲位のご意向を表明されたのでしょう。
しかし、現在の状態で天皇陛下が皇太子殿下に譲位すると、
次の皇太子がいないという事態になります。
もし典範改正となると、女性天皇・女性宮家を認め、
愛子さまを皇太子にしようという議論が浮上しないわけには
いきません。
そもそも、天皇の譲位が禁止されたのも、女性天皇が禁止
されたのも、たかだか明治の皇室典範からのことで、
長い皇室の歴史から見れば、わずかな期間にすぎないのです。
国会議員は、今度こそ天皇陛下のご意向を汲んで、
皇室典範の改正を行わなければなりません!
8月7日の「ゴー宣道場」は、またまた恐るべきタイミングでの
テーマ設定となりました。
これほど重要な問題は他にありません。
「ゴー宣道場」の威信をかけた熱い公論の展開が
繰り広げられることになるでしょう!