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小林よしのり異常傑作選2〔○誅天罰研究会〕〔世紀末研究所〕(出帆新社/単行本)

よしりん版、元祖ハルマゲドン!アンチ救世主・(とう)(がら)()(めん)()の異常超能力を描く幻の傑作『誅天罰研究会』と、世界の破滅を導くマッド・サイエンティスト親子の物語『世紀末研究所』の2編を収録。

【誅天罰研究会】主人公・唐辛子明太(とうがらし・めんた)は、幼少期に起きたある経験から、天罰を信じ怖れるがため、異様に真面目で品行方正に生活する青年だった。神の祟りを信じる明太は、ある能力を秘めていた。どういうわけか彼が「バチかぶるぞー」と叫ぶと、必ず不思議な現象が起き、「バチかぶるぞ」と声をかけられた者に不幸が襲うのである!明太は西中洲大学に入学するが、キャンパスの軽薄な雰囲気に馴染めず、完全に浮き上がった存在となっていた。そんな彼を迎え入れようとする謎の集団・天罰研究会が現れるが…!?後に、日本社会を騒然とさせた「オウム真理教事件」を、まるで予言していたかのような異色作品!

【世紀末研究所】20世紀最後の天才発明家にして狂気の科学者・世紀末捏造(せいきまつ・ねつぞう)博士は、幼女の脳を入れたフランケンシュタインの怪物・助手の「千春ちゃん」、ブタとトビウオとゾウの合成生物であるペットの「ピシュファン」と共に、見るからに卑猥なデザインの研究所に籠り、日夜怪しげな研究に没頭していた。捏造博士の奇行と「すばらごい(すばらしくすごい)」珍発明の数々が騒動を巻き起こす!小林よしのりの作品中、「毒々しさ」において完全に頭抜けている最狂作品。

 

 

1巻(19957月発行)

よしりんvs唐辛子明太vs世紀末捏造「天罰てきめん対談」

天罰研究会

世紀末研究所

解説 浅羽通明「思想としての『天罰』―起て!義に渇くもの―

  • 価格 円(税込)