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「ナショナリズムの現在―〈ネトウヨ〉化する日本と東アジアの未来」(PLANETS/Kindle版)

1998年、『戦争論』で大ブームを巻き起こした “小林よしのり” は、2014年現在の「ナショナリズム」や「ネトウヨ」をどう見ているのか? そして、ヘイトスピーチや集団的自衛権、憲法改正など山積する問題をどうするか、気鋭の論客たちと徹底討論!
パネリストには、2000年代半ば以降「ナショナリズム」を理論的に分析してきた哲学者・萱野稔人、『中国化する日本』でまったく新しい東アジア像を描いた日本史研究者・與那覇潤、草の根のナショナリズム運動の現場を歩き、「ネトウヨ」的心性の広がりを見てきたフリーライター・朴順梨を迎え、それぞれの角度から現代日本の「ナショナリズム」を語った。(トークイベント主催:宇野常寛 PLANETS)

 

※この電子書籍は、2014年2月に東京・田町のSHIBAURA HOUSEにて行われたPLANETS企画によるトークイベント「ナショナリズムの現在――〈ネトウヨ〉化する日本と東アジアの未来」の内容をもとに、各著者による加筆・修正を加えて再構成したものです。(元となるイベントの収録が行われたのは2014年2月ですが、その後の情勢の変化などにより大幅に内容が追加されている部分があります)

 

▼目次
・今の「ネトウヨ」にはそもそも歴史観がない!?
・左派陣営はネトウヨ的世論の背後にあるものを見過ごしている
・『戦争論』から16年――小林よしのりは今の「ネトウヨ」をどう見ているのか?
・中国・韓国に対する被害者意識の広がり
・ナショナリズムが国益すら無視して暴走しはじめている
・従軍慰安婦を「どうせ売春婦だろ」と言ってしまうのは戦後民主主義と同じ?
・「方法としてのナショナリズム」は機能するか
・そもそも人間には「人を差別したい」という欲望がある
・本当の愛国者は国際社会に向けて「日本はここまできちんと謝罪していますよ」とアピールすべき?
・歴史観が機能していない状態で、「物語」に何が語れるのか?
・ナショナリズムを抑えられるのは、別のかたちのナショナリズムしかない
・必要なのは承認か再分配か、それとも別の何かか
・ヘイトスピーチがさらなる排外主義運動の過激化に向かう可能性は
・排外主義の高揚は再分配だけでは抑えられない
・今や東アジアは火薬庫として国際社会に認識されている
・どう見る? 集団的自衛権論争
・右翼も左翼も、憲法を「魔法の呪文」だと思っている
・世間の「空気」はネトウヨへの抑止力になるか
・「靖国神社で慰霊するのはおかしい」!?
・週刊誌で中国・韓国叩きの記事が増えたのはなぜなのか?
・ネットでの情報戦に終始しない、「物語」を共有するためには

 

【附録】『大東亜論』はネトウヨに対抗できるか――歴史認識論争の情報戦を生きた小林よしのりの新展開/宇野常寛

 

 

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