世紀末研究所（徳間書店/文庫）第1巻
20世紀最後の天才発明家にして狂気の科学者・世紀末捏造（せいきまつ・ねつぞう）博士は、幼女の脳を入れたフランケンシュタインの怪物・助手の「千春ちゃん」、ブタとトビウオとゾウの合成生物であるペットの「ピシュファン」と共に、見るからに卑猥なデザインの研究所に籠り、日夜怪しげな研究に没頭していた。捏造博士の奇行と「すばらごい（すばらしくすごい）」珍発明の数々が騒動を巻き起こす！小林よしのりの作品中、「毒々しさ」において完全に頭抜けている最狂作品。
第1巻（1991年7月発行）
第1話 20世紀最後の狂気の科学者登場！！
第2話 サイボーグ千春ちゃん
第3話 捏造式健康法実践講座
第4話 捏造博士と大財閥首領の華麗な出会い
第5話 熱烈初講義
第6話 海へ行っても泳げない
第7話 捏造式幽霊とつきあう法
第8話 星も月も大空も鳥も花も台風もすべては千春ちゃんの美しいほほえみを中心に回っているのです
第9話 選挙だけは昔からずーっとノーベリックだった
第10話 高砂や……大安吉日ノーベル日和
第11話 チアガールの足高く大運動会
第12話 あざやかに もひとつあざやかに 捏造のお父様オン・ステージ
第13話 あれはご近所からの警告だった
第14話 それがアンタの運命なのよ！
第15話 ジングルベルうんにゃのっと清しこの夜
第16話 千春も学校へ行きたい
第17話 千春 あの登校拒否症にかかる
最終話 さよなら地球 また会う日まで
巻末特別企画「世紀末発明品展」
- 価格 円（税込）
