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2013.10.28(月)

リッツ・カールトン大阪の偽装料理について

 

リッツカールトン大阪で偽装料理を出していたとは

泊まって食べたこともあるが、
オレンジジュースは飲んだだろうが、エビは食ってないと思う。

しかしリッツカールトンで偽装してるのなら、
東京の一流ホテルだって、全国のホテルだって、
わからないのじゃないか?

ホテルだけじゃなく、一般のレストランも。

 

最初美味いと感じたレストランが、二度目で飽きる場合がある。

珍しい一品か二品に心を奪われたのだろうが、
メニューが変わるとボロが出る、
シェフのストックが多くはなかったのだろう。

二度目、三度目で、段々不味くなり、
味に反比例して料金が高くなる場合がある。

シェフの腕も永久不変ではない。

年齢と時代によって衰えることがあるし、
新しい才能は出てくるし、
他の店に転職する場合もあるし、
レストランの味が落ちると次第に客足は遠のく。

客が減っていくと、コスト削減を強いられて、
原材料を誤魔化しだすから偽装なんかやるのだろうが、
リッツカールトンもその例ではないか?

儲からなくなると、人件費も削られるから、
ギャルソンは他のレストランに転職していく。

新しいレストランで、どっかで見た顔だなと思っていたら、
向こうから声をかけてきて、
どこそこにいた誰々ですと挨拶され、新しい名刺を渡される。

シェフもギャルソンもどんどん入れ替わるから、
最初に美味いと思っていた店も、
いつの間にか味もサービスも変化していることは多い。

客足が絶えないレストランはやはり美味い。

オーナーがシェフの腕を常にチェックして、衰えたらクビにして、
新たなシェフを見つけて来なければならないが、
人材はそんなに多くはないから、
オーナーの目利きが相当に重要になるだろう。

人材の入れ替えに失敗したら、ミシュランで星が付いていようと、
翌年には店じまいすることだってある。

リッツカールトンはミシュランの5つ星だし、
レストランも星付きのようだが、
今回の事件でミシュランの調査員も味オンチだとわかった。